英才教育

昨日の夜、テレビを見ていると、衝撃の英才教育ランキングというのがやっていて、


3位  音楽の天才を作る東京の私立幼稚園


2位  英語を使ってディベート(討論)やプレゼンをする英会話教室


1位  アプリなどのプログラミングを小学生に教える教室


ということでした。


3位の幼稚園では、3歳の子どもに目隠しをして、ピアノの音を聞かせて、何の音かを当てさせていました。それだけでなく、漢字のフラッシュカードや漢文の勉強までさせていました。


2位と1位は、小学生を対象にした習い事でしたし、ディベート力やプレゼン力、プログラミングというのは、これからの時代に必要な力だと言われていますので、子どもが興味をもって義務教育とは別に習うのであればまだいいかと思いますが、保育園や幼稚園は別だと思います。


乳幼児期に育てるべきものは、心情・意欲・態度であり、生活と遊びが主体です。最近では、「非認知能力」を乳幼児期に育てることが重要と言われていますし、アメリカのペリー就学前プロジェクトという研究のおいても、早期教育はその後の人生に大きな影響を及ぼさないという結果が出ています。乳幼児期は、決して知識を育てる時期ではありません。


昨日、ベネッセの記事でこのことに関する記事を見つけましたので、是非読んでいただければと思います。


これからの幼稚園・保育所選びと習い事


華やかなものが目立つのは仕方ないことですが、この記事の内容が社会の常識になってもらいたいし、そのために当園の保育をもっと社会に発信していきたいと思います。

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